合同会社アップルの概要

アップルと聞いて、何の会社か知らない人はほとんどいないでしょう。
今や世界で一番時価総額の大きい会社に成長しました。

1977年1月3日設立当初はApple Computer, Inc.という名称でした。
発足当初から株式会社です。
その後大きな躍進を遂げて、アップルといえばコンピュータというイメージを定着させるのに成功しました。

2007年1月9日にはApple Inc.という社名に代わりました。
2012年には、マイクロソフトを超えて世界一の会社になりました。
アップルの本社は今も株式会社のままです。

日本では1983年6月21日にアップルコンピュータジャパン株式会社が設立されました。
この当時はアメリカ本社もApple Computer, Inc.だったので、自然な流れでできた社名であり形態でした。

1992年2月には日本法人はアップルコンピュータ株式会社に変更されました。

2007年に、アメリカ本社がApple Inc.変更されたのを受けて2007年3月1日にアップルジャパン株式会社と変更されました。
日本でもアップルといえば高機能のタブレットというイメージは出来上がっています。
かじりかけのリンゴのようなロゴデザインを思い浮かべる人も少なくないでしょう。

2006年に日本で新たに会社法が施行され、合同会社という新しい会社形態が誕生しました。
合同会社は株式会社よりも設立費用やランニングコストが安い上に、経営の自由度が高いことが注目されるようになりました。

2011年10月30日に、Apple Japan合同会社を設立してアップルジャパン株式会社を吸収合併しました。
そのため、アップルジャパン株式会社は消滅しました。

合同会社を設立して株式会社をつぶしてしまったのです。
法的規制の多い株式会社よりも、自由に運営できる合同会社にすることによって経営の効率化を図ったものと思われます。

アメリカの大企業が日本法人を作るときには合同会社にする傾向があります。
西友はウォルマートの傘下にあって正式名称は合同会社西友です。
またAmazon.com, Inc.の日本法人はアマゾンジャパン合同会社です。
ちなみに、グーグルはアメリカの本社がGoogle LLC、日本法人はグーグル合同会社(英名Google Japan LLC)です。
今後もますます、合同会社の数は増えてくるものと思われます。

現在日本では、株式会社よりも合同会社の方が信用度が低いようなイメージを持つ人もありますが、現実には名だたる大企業が合同会社の形態を選択しているという事実も見逃せません。